モルモットの笑温は、毎晩20時頃から約一時間リビングの絨毯の上を散歩している。
今夜も20時に笑温をゲージから抱っこして絨毯に下ろした。
あれっ?
何か変…
歩き方が変!!!
普段は足を交互に出して歩くのに、後ろ足だけうさぎ跳のようにピョンピョン歩いている。
後ろ足が明らかに異常事態!!!
歴代の子達がみんなお世話になっている動物病院へ電話をかける。
診察時間はずいぶん前に終わっている。
1分近くかけ続けたが呼び出し音が鳴り続ける。
一度電話を切り、別の夜間救急病院へ行くか母と相談する。
と同時にもう一度かかりつけの病院に電話をかけた。
繋がった!
状態を話し、緊急で診てもらえないか頼む。
先生は外出中だったが、戻ってきて診て貰えることになった。
ただ、先生が病院に戻るのが21時頃なので、
先生到着の連絡を受けてから病院へ向かうことになった。
連絡を待っている間に、夕飯を食べて
笑温を運ぶキャリーを準備して
いつでも出掛けられる状態で待機。
ハムスターの福が、散歩に行きたいとアピールをしているが今出すわけには行かない。
21時過ぎに動物病院から先生到着の連絡があり、母と共にタクシーで病院に向かった。
福祉タクシー券(初乗り710円無料)が使えるお陰で支払いは300円で済んだ。
早速診察。
先生は小動物でも親切丁寧に診て下さる。
後ろ足を触診。
笑温は暴れて足をばたつかせて先生の手を蹴り飛ばしてしまったが、お構いなしにどこが悪いのかじっくり調べてくれた。
右足の股関節を触ると痛がって鳴くことが判明。
歩く姿を診るために笑温を診察室の床に下ろすが、緊張しているのでピクリとも歩かない。
「歩くの見せて~」と先生が笑温のお尻をつつくが、やはり動かない。
おやつ用の草をちらつかせて、ようやく数歩歩いてくれた。
先生は床に這いつくばって歩く様子を診てくれた。
診断結果は、
脱臼や骨折はしていないと思うが、右股関節を痛めている。
体が子供なのであまり薬は飲ませたくないが、3日分鎮痛剤を飲ませて
1週間様子を見て歩き方が変わらないようなら、再度診察。
足とは別に近々診てもらおうと思っていたことがありそれも相談した。
お腹を触ると、臓器にしては固いものに触れるのが気になっていた。
しかも複数箇所なので、多発腫瘍だったら…
と心配だった。
先生も「ん?なんだこれは?確かに固いものがいくつもあるね。」とお腹を何度も触って診ている。
やっぱり腫瘍なのかな…
先代のそん君を悪性腫瘍で亡くした悲しい記憶が甦る。
先生の診断。
「たぶん。」
たぶん…?
「うんこだね。」
うんこ!?
「毎日固いものの場所変わるでしょ?」
はい。
「だったら、腸の中のうんこだよ。大丈夫!よく食べてるんだね(笑)」
良かった!
最悪の事態も覚悟してたけど、
な~んだ、うんこか。
ひと安心。
じゃなかった!
足は痛いんだもの!!
時間外料金も含めて診察代金は8085円。
高いと思うかも知れないけど、動物病院としては良心的なんです。
もっとぼったくる病院はたくさんあります。
先生はハムスターもモルモットも「かわいい」と言っていつも優しく診て下さる。
初代モルモットの姫が亡くなった時は、わざわざお花を届けて下さった。
犬猫を診る獣医はいっぱいいるけど、小動物も診れる獣医はそんなに多くないので、先生は強い見方です。
帰宅したら22時を過ぎていた。
福を散歩に出して、笑温に薬を飲ませてゲージに戻した。
ブルル ブルルと怒っている時の声で鳴いている。
まだ足は痛そうにうさぎ跳だけど、
骨折してないことが判ってやっぱりひと安心。
えおたん、痛い思いさせてごめんね。
これからはもっと気を付けるね。
ふうちゃん、お散歩の準備万端だったのに1時間も待っていてくれてありがとう。
一緒に病院へ付き添ってくれたお母さん、ありがとう。
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