2月24日
29回目の2月24日。


「生きていていいんだよ。」


初めてそう実感させてくれた人が天使になって29年が経ちました。

今年の今日は、
あの日のように、
とても冷たい風が吹いていました。

あの日、触れたあなたの頬は、今日の風のようにとても冷たかった。

その瞬間から時が止まったままです。


動き続ける時間と、
止まったままの時間

ふたつの時間の中で生きています。

ひとつにしたくてもがいた時もあったけれど、
今は、
ふたつの時間を抱えたままでもいいと思っています。


だって、どうやったってこの悲しみは癒えないから。

それほど愛おしくかけがえのない大切な人でした。


大切な人を暴力で亡くした人達も、
時の経過と共に、
少しずつ普段の暮らしに紛れていきます。


笑うこともあります。
遊ぶこともあります。

でも、受けた傷が癒えた訳ではありません。
助けられなかった自分を責める気持ちは消えません。

普通の振りをするのが上手になっていくのです。
心の中の嵐は、特別な部屋にしまってあるだけです。

引き裂かれるような心の痛みを抱えながら、それでも生きていけるのは、

いつか再会した時に、
「一生懸命生きてきたよ。」と胸を張って報告する。

という、目標があるからです。


そうでなければ、立派に生ききったあの子に顔向けできないから。






前回までの記事にコメントを下さった方々、ありがとうございます。
なかなかお返事できなくてごめんなさい。
お気持ち届いています。
ありがとうございます。
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【2016/02/24 23:59 】 | 想う事 |
噴出
同僚が帰った後もひとり残業した。

残業後、休憩室兼更衣室で着替えつつ、
テレビをつけたら、
桜島の噴火映像が映った。


爆発して噴出するオレンジ色のマグマ。
その中を蛇行する稲妻。

噴火映像を見ていたら、
我慢していた涙が込み上げてきた。

ぽとん

ぽとん

ポロポロ

ボロボロ

ボロボロボロボロ

涙の水滴は川となり、
顎の下側で合流し、
床に降り続ける。

うっ…

うっ…

嗚咽が漏れる。


うがぁーーー!
ぅあああーーー!

声を上げて泣いた。

私の気持ちも噴火した。


4年間、常勤として、
4年間、フルタイムパートとして、
4年間、週4日~5日パートとして。


装具を使うようになっても、
杖を使うようになっても、
松葉杖を使うようになっても、
電動車椅子を使うようになっても。


通勤ラッシュを避けた早朝出勤(4:30起床、5:30出発)も3年間続けた。

好きな仕事の為でもあったけど、
保険の為でもあった。

辛くても頑張れた。

12年間、被保険者を維持してきた。

これからも維持したかった。


誇りだった。

社会人になってから、自分の中で大きな支えだった。

病気に立ち向かうモチベーションだった。




仕事の内容も、
周囲の理解や協力も、
何ら変わらない。

なのに、なんなの?この喪失感。

悔しい。
悔しい。
悔しい。


「たとえ週1回になったとしても、居て欲しい。」

こんなこと言って貰える私は幸せ者です。


でも、

今は、

職場の皆さんの気持ちに添えなくてごめんなさい。






30分泣いて、更衣室を出た。








【2016/02/06 00:26 】 | 病気 | コメント(3) |
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