コブクロスタジアムライブ9/26編 その3 ~たくさんのありがとう~
ステージサイドの暗幕の向こうから、
「おーーーっ!」
と掛け声が聞こえました。

もういる。
すぐそこにいる!

拍手喝采

そしてバンドメンバー登場。


そして、そして、
コビィと黒ちゃん登場
(コビィ・・・小さい方。黒ちゃん・・・大きい方)



二人の姿を見た途端、蛇口をひねったかのように涙が溢れました。

CALLINGツアーセミファイナルから約10ヶ月。


色んなことがありました。

父を天国に送りました。
出来なくなったことが増えました。

泣いても泣いても、それでも止まない涙がありました。

 
暗闇を彷徨う私に光を照らしてくれる人がいました。
私の為に泣いてくれる涙がありました。
私の為に悩んでくれる人がいました。
私の笑顔で元気になってくれる人がいました。
私の喜びを自分の喜びにしてくれる人がいました。


たくさんの、ごめんねとありがとう。



どんな時も諦めずに、転んでも倒れても起き上がってきたから、今がある。


コビィと黒ちゃんに恥ずかしくないように毎日を生きたからまた会えた。



笑顔で二人を迎えたいのに、涙が止まらない。


やっと、涙がとまった頃、流れたイントロは

「Summer rain」

とても、盛り上がる曲。
黒ちゃんに合わせてみんなで手を振ります。

身構える自分がいました。
前回のツアーで、会場一体となって手を振る時、何だか置いてけぼりにされたみたいで淋しかった。


リハの先生の言葉を思い出します。
「タイムマシンに入れて、治ったらやろう」

今は出来ないだけ。
いつか出来るから。

それでも、悔し涙が込み上げます。



手を振るお客さんを見るのも辛いけど、
それより辛いのは黒ちゃんがもっともっと!と煽ること。


黒ちゃん、やりたいよ。
でも、できないの。
悔しいよ。


歯を食いしばります。


その時、先生の言葉を思い出しました。
「悔しかったら、悔しい!!って叫んじゃいなさい。」


く~や~し~

小さく声に出してみました。

あれっ?
大音量にかき消されて自分の声が聴こえない


もうちょい声を出して

く~や~し~


おっ!
全く聴こえない


よし、
我慢しないで声に出しちゃえ!

く~や~し~

ぐ~や~し~

ぐ~や゛~じーー!


みんながニコニコで手を振ってる中、ひとり大号泣。

コビィ、黒ちゃん。
一生懸命歌ってるのに泣いててごめんね。

でも、なんだかスッキリした。
泣いた後は、悔しさは消えて希望だけが残った。


その後は落ちついて観る事ができました。



そして、

「蕾」

コビィが、亡きお母様を想って書いた曲



父を亡くして初めて生で聴く蕾。


自分が病に倒れながらもいつも私の心配してた。
私の為に父親として何も出来なくなってしまった、と泣いていた。

父の想いは分かっていたけど、私自身も変わり果てた父の姿や現実を受け入れられず素直になれなかった。

こんなに早くさよならするんだったら、もっと早く「ありがとう」と伝えておけば良かった。


でも、父はそんな私の気持ち全部知って「いいよ。分かってるよ」って言ってくれている気がします。


いつも一緒にいるって知ってるよ
「聴こえない頑張れ」を何度も聴いてるよ




風見鶏



この歌に何度救われたか分かりません。
私にとって特別な歌です。

ただただ、涙が溢れました。
両隣にいる友の頬を伝う涙。
私のこと想って泣いてくれたのかな。
ありがとう。





後半の盛り上がり曲では、自分なりの楽しみ方が出来ました。

そして、盛り上がり最後の曲、「ストリートのテーマ」では立ち上がりました。


1曲だけ立とう

ライブ開始直後に決めていました。

立ち上がって見るステージの爽快感は格別。
視界が一気に広がりました。


動く花道を使って何度も何度もステージ後方までいくコビィと黒ちゃん。

こんなにもお客さんを想う気持ちの強さと、
プロとしての意識。

厳しい世界で生きながら、
人の気持ちに寄り添う音楽を作れる二人が大好きです。



最後の曲

「君への主題歌」

ファンに向けて作ってくれた歌。



歌詞はところどころ聞き取れなかったけど、
ここだけははっきり聴こえた。

遠く離れていても いつでも君が見えるよ


私を支えて応援してくれている人達のことが次々浮かびました。

みんなの支えがあるからここまでこれた。
そして、みんながいてくれるからこれからも頑張れる。


ありがとう。









こんなに充実した時間、久しぶりでした。
事前、当日を含めて、全ての苦労が報われた時間でした。


たくさん泣いて
たくさん笑って
たくさんの人を想った時間でした。



ライブ終了後は、駅へと向かう長蛇の列とは別に通路を作って頂き、すんなりと長居駅に到着。

天王寺で予約していたお店に行き、3人で打ち上げ。

その後、ゆのちゃんと別れ、私おかめちゃんはホテルに戻りました。


一日中座っていた私も疲れたけど、
立っていたおかめちゃんはもっと疲れたよね。
それに、いつも私に何か出来る事はないかって考えて動いてくれたよね。
空回りで終わる事もあったけど、おかめちゃんとの旅はそれも含めて大好きです。

疲れているはずなのに、1時間も背中マッサージしてくれてありがとう。


続く。
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【2010/10/17 18:40 】 | コブクロ紀行2010 | コメント(1) | トラックバック(0) |
コブクロスタジアムライブ9/26編その2~奇跡~
その後私達は車椅子入場口へ。

事前に主催者へ車椅子席への変更を連絡したのですが、その時に「付き添いは1人まで」と言われていました。


今回は3人で参加。
3人一緒に車椅子で観させて欲しい、と食い下がりましたがダメでした。

去年の武道館公演でも、付き添いは1人までと言われました。

私とおかめちゃんは何度もコブクロライブを観てるけど、もう1人の友達は初コブクロ。しかもひとりではライブには行かないタイプ。

ひとりでは心細いだろうな…
私も一人きりは寂しいけど、誰かに悲しい思いをさせてまで自分を優先したいとは思わない。



悩んだ挙げ句、友達2人には指定席で観てもらい、私は一人で車椅子席へ行きました。

同じ会場で同じ時間を過ごしてはいるけど、感動をその場で共有できないことが悲しかったし、
3ヶ月に及ぶツアー期間中、喜びも悲しみも共に受け止めてくれたおかめちゃんと離ればなれで私達のファイナルを観ることが悲しかった。


だから、今回は場所はどこでもいいから3人一緒に観たかった。

でも、やっぱり付き添いは1人まで。


ゆのちゃんとおかめちゃんが一緒にライブを観れるのは大阪だけ。

私は、おかめちゃんとは東京で一緒。
ゆのちゃんとは宮崎で一緒。

2人に、大阪は私がひとりで車椅子席に行く。
と言ったけど、却下された。

私の体に何かあった時にすぐに対応出来るようにどちらかが付き添う。
と言ってくれた。

2人で話し合ってもらい、私とゆのちゃんが車椅子席、おかめちゃんが指定席に行くことになった。


2人の思いやりから出た結論に従うことにしました。
私を想ってくれる優しさが嬉しかった。
と、同時に
こんな体でなければ、こんなことで悩まずに済むのに…
普段は思わないのに、病気が憎い、と思ってしまう。


離れ離れでも心は一緒だよ!と誓い合い車椅子入場口へ。


でも、最後に一途の望みをかけてもう一度3人で観れないか聞いてみようよ。 と言うことになり、
受付でお願いしてみました。


すると、3人で観れるかもしれないから確認してみます。
との返答。

車椅子来場者一覧表を見ると、私の欄の備考に、「出来たら3人で観たい。」とコメントが記載されていました。


しばらく待っていると、係りの方がニコニコして登場。
「3人一緒に観れます!!」

ヤッター!!♪♪♪♪

奇跡がまた起きました。

キョ-ドーインフォメーションさんありがとう!

聞いてみるもんだね~



次に、車椅子席の場所決めをしました。


どの会場でもそうですが、車椅子席は当日まで教えてもらえません。


紀三井寺のファンフェスタの時、車椅子席はアリーナ最後列の更に数メートル後ろでした。

アリーナともスタンドとも離れていて、ちょっと寂しい場所でした。


今回もそうかな、と思っていました。


ところが、今回の車椅子席はスタンドでした。

スタンドの通路の各所に車椅子用のスペースがあり、座席表を見ながら好きな場所を選べるシステムになっていました。

私達が受付をした時は、既にかなりの席が塗りつぶされていて、空いているのはステージからかなり遠い場所ばかりでした。


しかし、ここでもまた奇跡が!


1ヵ所だけステージ前方の席が空いていたのです。
ステージを左横から見る位置ですが、アリーナで言えばBブロックあたりでかなりステージに近い場所です。

迷わずそこを選びました。

場内に入り、席に案内してもらい更にびっくり!

めちゃくちゃステージに近い上に、花道の端に近い場所でした。

コブクロは何度も花道に来てくれます。

私達の席はスタンドの15列目(くらいだったかな)の後ろだから、コブクロが花道に来るとかなりの至近距離になります。
しかも、花道の途中は歩いていってしまうけど端には長く居てくれる。

おかめちゃん、ゆのちゃんと手を取り合って大喜び!
「ayaはずっと頑張ってきたから、ご褒美だよ~」とおかめちゃんが言ってくれました。

こんなにいい席で、3人一緒に観れる喜び。


私も、これがご褒美なら頑張ってきて良かった、と思いました。


そして、いよいよライブが始まりました。


その3に続く。
【2010/10/16 18:00 】 | コブクロ紀行2010 | コメント(0) | トラックバック(0) |
コブクロスタジアムライブ9/26大阪編 その1~何が起きるかわからないから旅なんだ~
大阪への道程。

羽田空港では救護室を借りて搭乗までの20分間、体を休める事が出来ました。

機内では事前に連絡してあった数の枕やブランケットを準備しておいてくれて、それで体の位置を固定し
酷い痛みは出ずに過ごせました。

伊丹空港へ到着する20分くらい前になって、機内の音楽放送でコブクロの特集をしていることを知り、慌てて聴くが、あっという間に着陸・・・

帰りに聴く事を同行のおかめちゃんと誓う。


車椅子を受け取り、モノレールに向かう。

順調順調♪


モノレールはスロープが付いているから駅員さんに頼まなくても自力で乗車できます。

乗り込もうとした時、電車とスロープの隙間に前輪がはまってしまいました。

これくらいなら、後ろ重心にしてウイリーすれば抜け出せる。

えいっ!


背もたれに寄りかかり重心を後ろにした瞬間


くるっと後方に回転して背中を地面に叩きつけました。


うぎゃっ!!



何?

何があったん?!




羽田で貨物室に車椅子を入れる際に転倒防止バーを内側に収納していて、私はその事を知らずにいました。
そして、伊丹空港で転倒防止バーを元の位置に戻さぬまま返却された事にも気付きませんでした。


預けた状態で戻してもらえてるって信じてたもの・・・


転倒防止が無い状態で思いっきり重心を後ろにすれば、
当然ひっくりかえります。



背中は後ろに引っ掛けていた2人分の荷物がクッションになり大丈夫でしたが、
左の肩・肘・手首を打撲しました。


ひっくり返ってしまうと、もう自分ではどうすることもできません。

慌ておかめちゃんと近くにいた駅員さんが起こしてくれました。

吹っ飛んだ荷物や人形は乗客の方が拾ってくれました。


脱臼はしなかったので、そのままモノレールに乗りました。

すぐに肩・肘・手首がズキズキ痛み出しました。
今までの経験上、すぐに消えるタイプの痛みではなさそう。

万が一の時用に持ってきていた湿布を取り出して痛む箇所にぺたぺた貼った。



怪我しないように、体調を崩さないように気をつけてスタジアムライブまで過ごしてきたのに
当日にこんなことになるなんて・・・

これから待ちに待ったライブなのに、痛みを抱えたまま観ることになるなんて・・・

悔しい!


でも、燻ってる場合ではないぞ

出来る限りのことをして痛みを取ろう。


何が必要か考えるんだ。


肩を一番強く打っているからアイシングした方がいい。

持参の湿布じゃ足らなくなるから、ドラッグストアで買い足そう。

肘と手首は固定した方が良さそう。


天王寺で下車し、ホテルに荷物を預けたついでに、氷をビニール袋に入れてもらいました。
ドラッグストアと100均の場所を聞いて、
マツ○モトキ○シで湿布を買い、100均で肘と手首のサポーターを買いました。

肩をアイシング
肘はサポーターで固定
手首はサポーターで固定した上から普段使っているサポーターを装着

そうこうしている内に、もう一人の同行者ゆのちゃんと合流してお昼を食べました。

3人でお喋りをしてると痛みが紛れます。

食後、鎮痛剤を内服。

左腕は動かないように、車椅子から落ちないように着けているシートベルトの内側に入れて固定。


今、出来ることは全部やった。
後は痛みが引くのを待つだけ。

処置が早かったのと、これからのお楽しみに興奮してアドレナリン大放出で、動かさなければ痛みはかなり楽になりました。


一緒にいながら怪我をさせてしまった。
とおかめちゃんはずいぶん落ち込んで謝っていたけど、

そんなことないよ。
確認しなかったのは私も同じだし、その後私の為に出来ることがないか一生懸命考えてくれたよね。
それがとっても嬉しかったよ。ありがとうね。

おかめちゃんの荷物潰してごめんね。
お陰で背中は打撲せずに済んだんだよ。




いよいよ会場である長居に出発。


長居駅に着くと、通勤ラッシュ並みの混雑。
会場付近はさらに大混雑。

ツアートラックの写真を撮りたかったけど、人だかりがすごくて近寄る事さえ出来ない。


入場前に、ずっと「会いたいね」と言っていた友達と会う約束をしていました。

電話とメールで居場所を伝えあいながら、ようやく会えました。

いつも心を支えてくれている大切な友達。
素敵な笑顔でした。
嬉しかった!!



そして、同じホテルに泊まっている事が分かりました。
なんたる偶然!
いや、奇跡!

でも、奇跡はこれだけで終わらなかったのです。

その2へ続く。

【2010/10/16 13:10 】 | コブクロ紀行2010 | コメント(0) | トラックバック(0) |
最後の最後に宮崎がくれたプレゼント
宮崎では、たくさんの素敵な出会いに恵まれました。
そして


宮崎が最後の最後にくれたプレゼント。

それは、やはり出会いでした。



搭乗手続きから搭乗するまでずっと対応して下さったスタッフMさん。

前回のツアーで宮崎公演に参加されていて、コブクロの話で盛り上がりました。

コブクロの話
コビィの話
口蹄疫の話

色々話して、
ちょっとだけ自分の話もしました。

ちょっとずつ、でも確実に進行していく病気であること。

また宮崎に行きたいけど、その時に行ける状態か分からないこと。

悲しくて涙がこぼれました。



すると、Mさんはこう言ってくれました。

aya様がどんな状態になろうとも、お手伝いさせていただきます。


私、aya様のお名前覚えました。
待ってます。
だから、また来てくださいね。



嬉しくて涙がこぼれました。


心がこもった言葉は、悲しい涙を一瞬で嬉しい涙に変えてくれるんですね。


Mさん。
待っていてください。
また会いに行きます。
【2010/10/11 22:15 】 | コブクロ紀行2010 | コメント(0) | トラックバック(0) |
宮崎、最後のプレゼント
宮崎空港にいます。

どの空港でも搭乗までの間、休息を取るために、救護室のベッドを借りています。


ところが、宮崎空港には救護室がありませんでした。

さて、どうしたかと言うと、





応接室に案内してくれました。

今、応接室のソファーに寝そべっています。



宮崎空港の応接室。







もしかしたら


コブクロも使った?


宮崎から東京に戻る時は使ってるはず!


絶対使ってるわ!!



キャー♪


このソファーにコビィ(小)や黒ちゃん(大)も座ったのね!!

反対側の椅子にも座ったかもしれない!


全部座るぞ~


JALさん、ただの客の私にまでお茶出してくれました。


この湯飲み、




コビィが使ったかしら? 黒ちゃんが使ったかしら?


もう、妄想は止まりません

キャー!!

これ以上は言えないわ~


JALさん、素敵な妄想ありがとう!!



お迎えに来てくれたスタッフさんに、コブクロがこの応接室を使ったかは聞かないことにしました。

夢は夢のままでいて欲しいから。
【2010/10/11 17:47 】 | コブクロ紀行2010 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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